Photos 写真アプリ

いつのまにかMacOSX Yosemiteの写真アプリが正式版になっていた。いろんな記事を読んでみるとiOS8.3と同時にリリースされたようだった。ちょっと前までDeveloperProgramに登録していたせいで一足先に写真アプリがインストールされていたためいつ正式版になったのかわからなかったのだった。

しかない需要だったかもしれないけど、なんだかんだでiPhotoは結構使っていた。有料の頃から使っていたくらいだ。iPhoneの容量が16GBなので基本的にはiPhotoに写真を移しながら使っていたし、そういう点ではフォトストリームは悪くなかった。iMovieからの利用も同じiLifeアプリということで特に考えなくても連携して使えた。その連携は特に使いやすいわけではなかったけど。

しかしとにかく遅かった。起動は遅いし終了も遅い。ライブラリを眺める際のサムネイルの表示も遅かった。ブラウザから写真をSNSにアップロードしたい場合など、iPhotoから写真を選択するのになんと時間のかかったことか。ライブラリを分割すれば改善されるらしかったが、何も考えずに全部保存して後から検索と自動アルバム化(スマートアルバム)で何とかしたい自分としてはそういった手動の整理はしたくなかった。めんどくさかったし。

そこに登場したのがPhotos。写真アプリ。シンプルな名前。これはiPhoneの写真アプリをMacOSXに逆輸入した形だ。

それなりに動作が軽快になって、iPhotoでわかりにくかったイベント分割が廃止されたようで(多分?)サイドバーもわかりやすくなった。顔認識のUIもまだ大量の写真をまとめて扱うには不十分だけど前よりはずっと改善されている。顔認識についてはとても重要だと思っていて例えばスマートアルバムが人でまとめられるのはヒジョーに良い。こういうのはコンピュータで写真を管理する醍醐味でもあると思う。

使い込むのはこれから。思い切ってiPhotoは削除してみた。