Windowsの消失

 MacOSXYosemiteにしたあとから、Finderのファイルのアイコンがちゃんと表示されなくなったり、なんとなく動作が緩慢だったりとイマイチきちんと動いてない感じがあった。

  機会を見てクリーンインストールしようと思っていていたのだけれど、それを今日実行。手順に定番があるのかと思って一応ググッて見ると、昨今、どうやら物理的なインストールメディアを作らなくても(作ってもよい)、インターネット経由でiTunesStoreからOSのインストールが出来るらしい。素晴らしい、いい時代になったものだ。ちょうどSDカードもUSBメモリも無いので助かった。

  早速バックアップを最新に更新し再起動+Command+R。ディスクユーティリティでHDDを初期化、そしてインストール。しようと思ったら出来ない。このアイテムは一時的に利用できなく~ナントカカントカというメッセージが表示される。手元のiPhoneで症例を調べてみると、どうやら2011年、Lionの頃のマシンからじゃないとiTunesStoreからのOSの直接インストールは出来ない模様。うちのはMacBook Pro (13-inch, Mid 2009)だ。HDDを消しちゃったよ。仕方ないのでTimemachineからシステムをまるごと復元した。HDDを初期化した状態からでも復元出来る。Timemachine最高。

  復元後、Finderの動作等も正常になっていた。アイコンもきちんと表示されている。Timemachineからの復元はディスクイメージの書き戻しなどとは違うのでOSの再インストールに近い形になって不具合が解消されたのだろうか。詳細は謎だけど結果良し。

  HDDの空き容量も増えたかなと確認してみると300GB以上増えてる。なんか変だと思って調べたところVMWare仮想マシンファイルが消えていた。XPマシンが2台分。サイズが大きいので普段のバックアップから除外していたのだった。日常的には使ってないので実害はほとんどなかったのだけれど、Windows95からXPまでアップデートしながら使ってきた20年近いWindows機の歴史が、これですべて無くなった(Windows機を処分した時に中身を仮想化してた)。

  どうせ使ってないし、どうでもいいようなファイルばかり残っていた。いつか事故って無くなるだろうなと思ってたけど、実際なくなるとほんのりショック。3.5インチFDを延々と入れ替えながらインストールしたWindows95、なぜか深夜販売に出かけたWindows98、Diablo2あたりでWindows2000に移行してメモリが足りなくて1GBにした記憶。思い出しただけで疲れてくるけど、疲れるほど色々遊んだ頃でもあった。

 

さらば青春Windows